住宅を購入した時、既にあったウッドデッキがリビングの角で分断されて、使い勝手を損なっていました。そこで、家族みんなが集まれるようにウッドデッキの幅を拡げると共に、ウッドデッキ下にある階段から直接登れる階段と、玄関側から直接ウッドデッキに行けるよう動線を確保することが、今回のリフォームのポイントです。
リフォーム後は、リビングの角で分断されていたウッドデッキが広がって、一体として使えるようになり、家族みんなが集まれる憩いの場となりました。
足場を組んで、6mの柱(建築用語では「通り柱」と呼びます)を何本も建てなくてはなりませんでした。
ウッドデッキのリフォームを請け負った際、その土台となる基礎を確認したところ、少なからず沈下していることが判明しました。そこで、全ての柱をジャッキアップさせ、基礎と柱との間に、柱の老朽化を防ぐ基礎パッキンを挿入してバランスを図るようにしました。今回のリフォームでは、家の土台となるコンクリートの上に直接基礎を作って柱を固定していますので、沈下の心配はなくなりました(一番右の写真)。
10年程前に家の裏手(ウッドデッキ側)にある公園まで、降りるため木製の階段を増築したことがキッカケで、今回のリフォームをお受けすることになりました。こちらが、10年程まえにふくろ工房で請け負った木製の階段です。この階段が出来る前は、家の裏手(ウッドデッキ側)にある公園に出るまで、随分大回りしなくてはなりませんでした(歩いて、約10分ほど)。そこで、直接公園に下りれるよう階段を増設したいとのご依頼で増築したものです。
リフォームする前は、家の中を通ってウッドデッキに出るしかありませんでした。そこで、公園側の階段からそのままウッドデッキ登れるように階段を新設すると共に、ウッドデッキの幅を広げ、玄関側からも直接ウッドデッキに行けるよう動線を確保しました。