デザイン、技術、家への想いがあっても、住むための機能性が、伴っていなければ良い家とは言えません。耐震性、断熱性など、住み良い住まいのためにできる事をご紹介いたします。
ふくろ工房では、建築基準法を最低レベルの目安として地盤の強度、土地の由来(池、沼等)を調査し、断層、地すべりの有無、地域の地盤増幅率※により基準法強度の何倍で計画するかをご提案させて頂いております。(当社の最低基準は1.25 倍)
もちろん住宅性能表示制度に基づく耐震等級(1<2<3)にも対応出来ますが、こちらは全国一律の指標になります。
計画される、その土地一つ一つについて、費用対効果を考えたお客様にとって最適な強度プランをご提示させていただけると確信しております。
※地盤の揺れやすさ。大きいほどゆれやすい。
木造住宅は住まいの壁・柱・はり・床・筋違・屋根などの各所が一体となって地震に耐えるようになっています。それぞれの箇所に地震の揺れに抵抗する力が、均等に伝えるために、下記のような方法が考えられます。c
耐力壁の量を、増やす・補強する・材質を強いものにすることが壁の補強につながります。ふくろ工房では壁材の基本を耐震・耐火性に優れ、害虫被害のない「ニチハあんしんボード」を使用しております。
床下地板の厚みを増やす、留め付け箇所を丈夫なはりにするなどが、床の補強につながります。床下地板は性能表示上では、24mm が最高の仕様となっていますが、ふくろ工房では標準で28mm にして、はりに直接留め付ける強い住まいづくりに努めています。
断熱性能とは、断熱材だけでなく、ガラスの種類や厚み、玄関扉の性能、開口部や通風に関する計画など、沢山の箇所からの影響があります。それらの要件をお客さまからお伺いし、施工方法や材質を一つ一つ丁寧にご説明させていただきます。
また、地域重視の家づくりとして、気候風土・周りの環境・方位など個々の事情を考え合わせて最適な組み合わせをご提案いたします。もちろん、住宅性能表示制度に基づいた施工も対応も可能です。
上記に加え、太陽光発電パネルや、高効率給湯器等による建物の低炭素化にも積極的に取り組んでおります。
断熱性・耐久性・耐水性・耐熱性・防音に効果的です。建築費も抑えられます。
火災やカビ、害虫にも安心。防露・調湿性に優れているので住まいの寿命を延ばします。
高気密・高断熱で長寿命。優れた断熱性を持ち、結露しにくいです。
耐震性・断熱性の他にも、柱や土台の材質や耐久性、設備配管のメンテナンス等、機能性を考えた家づくりのための、さまざまなノウハウがあります。耐震や断熱など、どの等級を希望するかは自由ですが、すべての項目を最高にしても本当に意味があるとはかぎりません。
たとえば、耐震の等級を上げようと思えば、壁が沢山必要となり、窓の数や大きさは減らさなければいけません。
そのため快適な風の通り道を作るのが難しくなります。
本当に欲しい性能、必要な性能は何なのか。
目先の要望だけでなく、何十年後の状況や様々な機能面についても考えながら、お客様の家にとって最適な材質・工法をわたし達が共に考え、ご提案いたします。是非お気軽にご相談下さい。